展示中の企画展魂の純粋性を貫いた色彩の画家 井川惺亮展 開催中
井川惺亮の生まれは瀬戸内海に浮かぶ小島だと聞いたことがある。幼少の頃からいじめの標的にされた井川惺亮が生涯をとおして魂の純粋性を貫き通せたのは奇跡に近いし、人々に与えた希望のメッセージは万感胸に迫るものがある。
東京芸術大学大学院を修了した井川は、フランス政府給費留学生として渡仏しマルセイユ美術学校を卒業。まるで少年期を過ごした瀬戸内海のように陽光降り注ぐ南仏マルセイユで青年期を過ごした井川は、あの虹のように透明な色彩に魅了され、美術史家で後にパリ美術学校の校長も務めたイヴ・ミショーに激賞された。それは井川惺亮の化身であるどこまでも透明な虹色の色彩が限りなく美しいとミショーをも感激させたのであり、新藤兼人の「裸の島」の少年がパリの高名な美術史家に評価された瞬間であった。
生あるものは勿論のこと、打ち捨てられた道具や枯れ木さえも虹色に輝いている。「『ローマの休日』のグレゴリー・ ペックにも惚れるが、イカワ、君の心もペックに負けないように素敵だよ。」
イヴ・ミショーの声が聞こえてくるようだ。 雲仙ビードロ美術館 副館長・支配人 生駒輝彦 |
ビードロ美術館19世紀のボヘミアンガラスを中心に
国内外の芸術作品を多数展示 ※ 入館料 大人 700円 中高生 500円 4歳~小学生 300円 ※ 営業時間 9:00~18:00 (入館受付は17:30迄) ガラス工作体験旅の思い出に手作りのガラスアートを楽しみませんか。
心を込めたオリジナル作品は、大切な方へのお土産にも最適です。 ※ 営業時間 9:00~17:30 (体験受付は16:30迄) 温泉・岩盤浴・整体・
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