雲仙ビードロ美術館
江戸時代、ビードロ・ギヤマンと呼ばれ珍重されたガラス。長崎は日本のガラスの発祥地でもあり、当館は「ビードロ」と呼ばれてきた江戸期の吹きガラスや19世紀のボヘミアンガラスなどのアンティークガラスをコレクションしています。更に柿右衛門・鍋島・古伊万里などの陶磁器、絵画などを季節に応じて展示いたしております。また、各種のガラスづくり体験が楽しめる工房も併設いたしております。
休館日 毎週水曜日 ※水曜日以外の休館日は「お知らせ」をご確認ください
営業時間 9:30~17:00
(最終入館受付16:40)
(体験最終受付14時00分、内容により16時)
(最終入館受付16:40)
(体験最終受付14時00分、内容により16時)
入館料 大人700円 中高生500円 小学生300円 幼児無料
※ガラス工作体験をご希望の方は、できるだけ前日までのご予約をお勧めいたします。
企画展示室を全面改装 企画展をご期待ください。
フランス セーブル窯 飾壺
人物文(表)と風景文(裏)飾壺 18世紀 フランス、セーブル窯
ナポレオン凱旋文飾壺 18世紀 フランス、セーブル窯
藍被せガラス カメオ彫りゴブレット 19世紀
キリストと聖母子
キリストと聖母子
アラビア馬と人物文ゴブレツト
裏には7個の凹レンズが組み込まれていて、全てに馬と人物が浮かび上がる。
被ガラス鹿文ジョッキ 19世紀 ボヘミア
島原半島美術振興会の皆様もお祝いに駆けつけてくださいました。
ペルシャ絨毯・・・東京で長い間ペルシャ絨毯を取り扱っている方が来館され、こんなに古い物がのこっていたのか、と感動されていました。製作年代は不明です。
ドーム工房「湖水風景花瓶」と13代酒井田柿右衛門作「濁手豆花文壺」
植木寛子 「ガラスの靴」シリーズの最高傑作
「海の底から見る光」
「海の底から見る光」は、靴の底部に碧いガラスを被せ正面から観ると碧い靴ですが、側面から見ると麗しい女性の肌が感動を呼びます。また、脚部にはヴェネチアの秘技レースガラスが女性の美しさを際立たせています。
長くヴェネチアに滞在し個性的な作品を世に出してきた植木寛子。「ガラスの靴」シリーズは、植木寛子の象徴的な作品群。これまでの「ガラスの靴」シリーズの集大成ともいえる「海の底から見る光」は、最高傑作だと美術界の話題になっています。深い縁で繋がっている島原の地で展覧できることに感謝します。
植木寛子「ガラスの靴シリーズ」は、「思い出の風景」(左)「誕生の奇跡」(右)も常設展示しています。
HORIZON
「HORIZON」は、平成28年10月から平成29年3月中旬まで富山市立ガラス美術館が開催する「スタニスラフ・リベンスキー ヤロスラヴァ・ブリストヴァ展」へ貸し出します。その間、当館での鑑賞はできません。なお、同展は平成28年10月15日から平成29年2月5日まで富山市ガラス美術館で開催されます。
「Horizon」1960年代のアメリカで始まったスタジオガラス運動の先駆者・リベンスキーとブストヴァーの代表作。
「HORIZON」富山市立ガラス美術館へ貸し出し
ボヘミアの語の意味は、「光の土地」という事だから、ボヘミアングラスの輝きはまさにこの緑の大地に射す陽の光のように・・・リベンスキー、ブリストヴーのガラスという素材それ自体の構造解析から表現の合理性と永遠性を問う視点は相似的な円弧を描いているように私は思う。そして、彼らの稀有な才能はその分離された部分をボヘミアの森を思わせる深い詩的感性で結びあわせている。 富山市ガラス美術館名誉館長 伊東順二 図録「ボヘミアの光」より抜粋
雲仙ビードロ美術館所蔵「Horizon」展示風景 富山市ガラス美術館
鼈甲の間
鼈甲製「日本丸」と「オランダ船」 「オランダ船」は全く同類の物が長崎市の鼈甲資料館に展示してあります。
シャンデリアの間
古伊万里「唐獅子牡丹文壺」とボヘミアングラス「鹿文大ゴブレット」
古伊万里「唐獅子牡丹文壺」とボヘミアングラス「鹿文大ゴブレット」
「チャールズ」4世アントワープ凱旋大ゴブレット H64cm W19cm
原型は1885年J.F.Hoffmanによって制作され、プラハ美術館に収蔵されています。1991年にMoser(モーゼル)社屈指の彫師Ivan.Chalupka(19331~996)が晩年に復刻した傑作で日本には本作品のみが現存すると言われています。
原型は1885年J.F.Hoffmanによって制作され、プラハ美術館に収蔵されています。1991年にMoser(モーゼル)社屈指の彫師Ivan.Chalupka(19331~996)が晩年に復刻した傑作で日本には本作品のみが現存すると言われています。
叙勲記念収蔵「鹿文蓋付大ゴブレット」
H45cm W15.5cm 19世紀 チェコ・ボヘミア
「花に鳥文蓋付ゴブレット」 裏
シャンペングラス 19世紀 フランス・バカラ社製
1764年、ルイ15世の認可を得て設立されたバカラ社。赤と緑のガラスを配し精巧なカットが施された19世紀中ごろのシャンペングラス。
美術館の一隅 令和元年5月
「有喜港」 市山時一郎 一水会
「雷よぎる街」F100 市山時一郎 日展
雲仙ビードロ美術館スプリングコンサート
音楽同好会等で会場借用希望の方は、支配人までご連絡ください。ピアノ型番はヤマハC7。ビードロ美術館の招待券付きですので、コンサートと本格的アンティーク美術館を堪能することができます。
100席程度の座席を確保することができます。
がんばれ、雲仙・小浜温泉
城谷雄策コンサート
城谷雄策コンサートは、2016年7月17日盛会裏に終了いたしました。熊本地震災害と故郷・雲仙・小浜温泉を励ましたいとの思いで駆けつけてくださいました。ピアニストは旧香港上海銀行ジャズコンサートなどで活躍されている田中明亮さん。Georgia on my mind. Its been a long long time. Tennessy walzなどの熱演で雲仙は大きな元気をいただきました。この企画を雲仙お山の情報館Face Bookで発信していただきましたところ1700余名の方々からアクセスしていただきました。城谷雄策さん、田中明亮さん、そしてお集まりいただきました皆様に心から感謝申し上げます。
8/11 サマーコンサート
今年の夏は、島原も観測史上ない記録的な猛暑となっています。この暑さに負けないように素敵なフルート・ピアノ・タップダンスのアーティストの皆さんが来館者を励まし、癒しのひと時を共に過ごすことができました。感謝・感謝